椎名林檎の熱量

紅白歌合戦は一番好きな番組。

毎年録画して、桜が咲く頃までリピート。
オンタイムで楽しんで、正月は好きな歌手のステージのみ楽しんで、その後は、あの時実はウッチャンが欅坂のセンターの子に優しく声をかけていたとか、紅白の舞台裏のことがネットやらテレビでわんさか出てくるので、それを確認するためにまた再生。
紅白にまつわるいろんな事を話したいのだけれど、家族も友達も、もう付き合ってくれない。すごいテンションで語ってしまうもんだから。
興味のない事を延々と話されたら、そら嫌よね。わたしも嫌だ。
なのでブログを始めることにした。紅白について思うところを書いていこうと思います。

で、一発目は椎名林檎のこと。

テレビで歌ってた。
あーたしとー いっしょじゃなーきゃ やぁーよって。
うるせー歌だな。誰だこいつ。と思った。
もうずっと昔のことだ。
初期の頃のアルバムを1枚買ったが、それ以降テレビやラジオで流れてくる歌声を聴くのみで作品を購入していない。
というわけで、私は彼女の熱狂的なファンではない。
けれども、紅白歌合戦における椎名林檎は大好きである。毎年やられる。
特に2015年の「長く短い祭~ここは地獄か天国か篇~」
向井秀徳が右側からテレビ画面にインしてきて「神様、仏様」が始まる。
反対側から林檎さん登場して歌い、終わると同時に長く短い祭がスタート。
冒頭を文章にすると二行に収まるんですけどね、このつかみがたまらんくらい良かったのです。
ど頭に後ろのスクリーンに打ち上げ花火の映像ですよ。
林檎さんは浴衣姿で踊るのです。花火に浴衣。大晦日なのに。
さらにキレキレに踊るダンサーを横におき、後半には阿波踊り風の格好をしたダンサーが入ってきて、それはそれは圧巻のパフォーマンスなので、是非どっかで映像探して観ていただきたい。
2014年の「NIPPON」も衣装から豪快に舞う花吹雪まで、それはもう見事な演出。
この人、自身のライブやオリンピックの閉会式と、まったく同じ熱量で紅白の舞台作ってるよなって思うのです。紅白を愛する者としてこんなに嬉しいことはない。

椎名林檎の熱量” に対して1件のコメントがあります。

  1. 紅白 みこし より:

    とうとうブログ始められたのですね。
    自分は紅白をだらだら見流しているだけですが、読んでみて、そんなこと感じて見てるということが面白いです。
    継続頑張ってください。

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